ACアダプターの謎 [ありそうで無いもの]
素朴なギモンです。
どうして、いろいろな電子機器のACアダプターって共通化されないんでしょうね。 ACアダプターってわかりますよね。 コンセントから電気を取る時に使う黒いカタマリのあれです。 あれって、小型の電子機器を買うと、必ずと言ってイイほど付いてきますよね。 携帯電話、MP3プレーヤー、ノートパソコン、デジカメ・・・・。
確かに、MP3プレーヤーと大型のノートパソコンでは、消費する電気の量も全然違うでしょうから、全てを1つに統一するのは難しいと思います。 でも、いくつかのパターンにまとめる位なら出来そうな気もするんですが・・・。 ちょうど、電池が単1、単2・・・、単5、ボタン型、ガム型・・・とサイズや電気的スペックがある程度決まっている様に。
それと、できれば、スペックにあわせて、出力側のコネクター形状も少しずつ変えてくれると、間違えて差し込む可能性も減ると思います。 現在は、電気的な仕様が全然違うのに、差込口の物理的なサイズが同じ場合もあり、間違って差し込んだら危ない場合もありますよね。 実際、我が家では、USBハブに間違って別の製品のACアダプターをつないでしまい、オシャカにした経験があります。
ACアダプターには、たいていメーカー名と電気的スペックくらいしか書いてなくて、そのACアダプターが何用のものなのか書いてないですよね。 このACアダプターは、A社のXXXという携帯電話用・・・とでも書いてあれば、間違えなくて済むと思うのです。 まぁ、ACアダプターは、自社開発ではなく、おそらく中国あたりで、低価格で作っているものを、供給してもらっているんでしょうけど・・・。
ただ、もしACアダプターの電気的特性が、ある程度規格化されれば、様々な電子機器で使い回しができるようになって、製品ごとにACアダプターをつけてもらわなくても済みますよね。 その分、少しは価格も下がるでしょうし、パッケージの大きさも小さくなるので、輸送コストも下がると思うんですよね。 なにより、世界中でゴミになるACアダプターの数が劇的に減ると思うのです。
あと、ガム型の様な小型のリチウムイオンタイプの充電池も、汎用品として規格統一して、もっと広く使われても良さそうな気がするんです。 電池が規格統一されて汎用品になれば、各社の技術競争で価格も下がり、どこでも手に入るようになりますよね。 汎用品になれば、例えば太陽光でガム型電池を充電する機器なども出てくる可能性がありますよね。 小さな充電池なら、窓際においた、小さな太陽電池などでも充電できるかもしれませんよね。
まぁ、こんな事、関係業界の方は日々考えていると思うので、私が知らない何らかの理由があるんでしょうね。 う~む、それはいったい何なのか・・・。
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