カダフィー大佐と菅総理の共通点 [時事ネタ]
チュニジアで始まった民主化の運動は、今後どうなるんでしょうねぇ。
特に気になるのが、強気の姿勢を崩さないリビアのカダフィー大佐の動向。 彼の周りにいるのは、政府軍と言うより、カダフィー氏個人を守るために金で雇われた傭兵部隊なんですよね。 金で雇われた兵士となれば、どんな相手だろうが躊躇せず銃口を向けるでしょうから、今後多くの犠牲者が出る気がします。
もう、大勢は決まっていて、カダフィー氏がリビアの最高権力者でいられる時間も、もう僅かだと思うんですけどね。 政権内からも離反者が続々出ている事からも、もう間違いなくこの政権は持たないと思います。 戦いで、一番難しいのは、退軍の時だといいますが、その通りですよねぇ。
で、ふと思ったのですが、これって日本も全く同じ状況ですよね。 世論調査でも、菅政権の支持者は2割以下です。
事実上、もうほとんどの国民から見放されているのに、必死に政権にしがみついている姿が
カダフィー氏の姿と全く同じです。
見方を変えれば、日本でも同じような事が起きようとしていると言えるんじゃないですかねぇ。 アラブ諸国の場合はちょっと荒っぽい革命で、日本の場合はソフトな感じ(選挙による革命)の革命、という違いはありますけど、本質は同じ気がします。
そして、もうひとつ両方に共通するのが、今の政権が倒れた後の姿がよく見えない事。 アラブ諸国がすんなりと民主化された国になるとは思えませんよね。 いろいろと、紆余曲折を経てから民主化された安定した政権になるのだと思います。 日本の場合も同じで、次の総選挙で民主党が敗れるのはほぼ間違いないのでしょうけど、その後の政権が長期的にな安定政権になるとも思い難いです。 きっと多かれ少なかれ混乱を経てから安定政権になるのでしょうね。
最近のカダフィー大佐と菅総理ってそっくりですよね。
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