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民主党は変わったのか? [時事ネタ]

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しかし、意味が分かりません。 なんで菅内閣や民主党の支持率が、鳩山総理の時と比べて一気に3倍近くまで増えるのでしょう? まぁ、鳩山氏の意味不明の発言や、小沢氏の古い自民党的な政治手法が嫌われていたので、それが排除されて期待感が上がった・・というのは分かります。

でも、菅内閣の基本路線は、鳩山内閣の路線をそのまま引き継ぐ方針ですよね。 例えば、理念&財源無きバラ撒き政策はやめます・・なんて一言も言ってませんよね。 最近は、これ以上赤字国債を発行すると、世論が黙っちゃいないと気づいたのか、子供手当ての満額支給は考え直す・・みたいなトーンにはなってきていますが、それでもバラマキの基本路線は、全く変わってないと思います。

高校の授業料無償化だって、バラ撒き過ぎ。 そもそも私立高校などは、授業料が高いのを知っててそこを選んでるのですから、補助金なんて必要ないでしょう。 収入が少なく授業料が払えないから高校へ行けない・・というなら、授業料の安い公立高校へ行けば良いだけですよね。

もし、授業料を無償化するなら、公立高校に通った上で一定の基準以下の収入しか無い家庭に補助すれば良いと思います。 学校で睡眠学習に集中されても困るので、当然卒業時に所定の学力を得てなければ、補助金分は返却しなければならないのは、言うまでもありません。
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出席さえしてれば、寝てても、漫画読んでても卒業できるような学校には、補助金は必要ないと思います。 もし補助するなら、本当に勉強する気持ちがあるけど、経済的な理由でそれが困難な家庭だけで十分だと思います。 あるいは、一定のレベル以上の学力を身につけた人は返却の義務の無い奨学金制度でも良いと思います。 今の学校は、事実上出席さえしてれば卒業できるワケですから、卒業は当然奨学金の返却義務の免除の要件にはなりませんね。 また、奨学金を返さない人も多いと聞くので、回収が確実にできる仕組みも必要ですね。 収入があるのに、返却しない場合は、脱税の場合と同様、刑務所に入ってもらうとか、さらに返却金額が上乗せされるとか。。

公立高校は教育レベルが低いから行かせたくない・・と言うのは、理由にならないですよね。 と言うか、別の問題として公立高校は教育レベルを上げる工夫をすべきですよね。 高校だけでなく、大学もそうなんですが、一度入学したら、出席さえしていれば、授業中は寝てても事実上卒業できるというのがおかしい。 ちゃんと勉強しない奴はどんどん落第させるべきでしょう。 私が知ってる範囲でも、超有名大学を卒業したのに、四国四県の名前が1つも言えないとか、分数の計算がろくに出来ないとか、そういった小学生レベルの人が本当にいますからね。 どうやって大学を卒業したんだろうと思いますし、同時に卒業させる学校にも疑念を持ってしまいます。  

それと、高校無償化の補助金は全ての高校生を対象に・・なんて感じで、知恵を出さずにバラ撒こうとするから、日本の法律では高校に該当しない朝鮮学校などが、「俺達にもよこせ~」 と騒ぐ原因になってますよね。 朝鮮学校は、日本の法律では高校ではなく、ただの各種学校扱いなのですから、もしここが無償化される様なら、他の各種学校も無償化されなければ変です。 具体的には、自動車教習所、英会話学校、お料理教室、ダンス教室、予備校、ゴルフスクール・・・といった所も無償化されなければ、法的に差別してる事になりますよね。
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そもそも、日本人の子供が、親の海外赴任などの関係で通う現地の日本人学校には適用されないのに、外国人が通う学校に支給するのは変です。 それに、日本の高校は外国人の方も受け入れていますので、どうしても授業料が無償化された高校に通いたければ、日本の正式な高校に通えば良いだけの事です。 道は開かれている。

日本政府は、文字通り日本の政府なんですから、日本人の通う学校の事を先に考えるのがスジでしょう。 その上で、財源が余ってしまって、どう使ったら良いか使い道に困っていると言う状況なら、外国人にも対象を広げる事を検討しても良いと思います。 もちろん反日教育なんてやってない事を条件に。 外国人の方は、もし日本人が支給されて羨ましいと思うなら、自分の親にあたる本国政府に同様の政策を実施するよう依頼するのがスジですよね。 そもそも、家計が火の車状態にある日本一家が、隣人の子供に小遣いなんて与えている余裕がある筈が無いです。
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1年前の今頃、民主党議員は、事業仕分けと埋蔵金発掘で、必要な金なんていくらでも出てくる・・と言っていました。 それが、今になって政策実現には、赤字国債の増刷や消費税の増額が必要です・・なんて言い出すのがおかしいです。 政策実現の前提となる予算が確保できないのなら、優先順位の低い無駄なバラマキ政策そのものを仕分けして、考え直すのが本来のスジだと思います。 消費税の増額について検討するのは構いませんが、それをするなら、真の公務員改革や天下り撲滅など行政の無駄削減をもっと徹底的にやってからでないとおかしいです。 

ちなみに、ご存知の通り民主党の支持母体は、連合などの労働組合や日教組など。 労働組合も、昔は経営者層からの搾取に対抗する上では意味があったのかもしれません。 でも、今では単なる利権団体ですからね。 本当に労働者階級を守る団体なら、正社員だけを擁護して非正規労働者については無視・・という態度はとりませんよね。 正社員を守るためなら、非正規労働者を踏み台にするというスタンスでは、真の労働者のための団体とは言えないでしょう。 日教組などに至っては、北朝鮮崇拝団体どと言われてもいますからね。 そして、日教組の裏には、中核派朝鮮総連民団などがいて、さらにその裏は暴力団サラ金、北朝鮮への資金援助ルートのひとつであるパチンコ関係者がいますからねぇ。 個人的には、とてもそんな政党を応援する気にはなりません。

今回、民主党の代表や幹事長は確かに変わりましたけど、基本的に民主党の政策は何も変わってませんよね。 大臣だって半数以上は留任です。 拉致事件の実行犯とされるシンガンス容疑者が韓国で逮捕された際、その釈放嘆願書にサインしたのは、菅総理だけでなく、千葉法務大臣もそうですね。 こんな連中がゴロゴロしてる内閣なのに、急に支持率が3倍近くに跳ね上がるって・・・、いったいこの国はどうなっているんだろうと思います。



どこかで聞いた話ですが、その国の政治は、その国の国民のレベル以上にはならない・・と言ってました。 もしその言葉が正しいなら、日本の政治レベルも悲しい状況ですね。 今回の支持率回復で、多くの日本人は各政党の政策内容よりも、政治家のキャラで判断してるって事が明らかになったワケですから。 確かに、鳩山氏は、政策は脳味噌お花畑で現実を直視できてない上、キャラ的にも一国のリーダーにふさわしい人ではなかったと思います。 一方、キャラだけみれば、菅氏の方が鳩山氏よりは、少しリーダーっぽい雰囲気はあると思います。 でも、一番大事なのは政策の中身。 それが基本路線は何も変わってないのですから。。。。

ちなみに、個人的には、現在の民主党の高支持率は、実は良い事なのかも・・・と思ってます。 もちろん、民主党の掲げる政策が素晴らしいからではない、です。 民主党が分裂するきっかけになりそうな気がするからです。 もし今年夏の参議院選挙で民主党が勝利すれば、9月に予定されている民主党の代表選挙で菅氏が代表に再任される可能性は高いですよね。 当然、大臣や党役員の人事も、今と同様小沢色を薄くしてくる (世論の関係で、そうせざるを得ない?) と思います。 そうなれば、小沢氏は面白くない。 民主党を割って、そこから子分を引き連れて出てゆくんじゃないでしょうか? そうなれば、民主党は単独で過半数を占められなくなります。 当然どこかと連立を組む事になるので、民主党の暴走が少しは抑えられるのでは・・と思うからです。

当然国民新党が与党内にいられる時間も長くはないと思います。 少なくとも、民主党の表のマニフェストには一切書かず、裏でこっそり通そうとしている外国人参政権や夫婦別姓法案に関しては、国民新党が頑固に反対しているからです。 最終的には、そこで社民党と同じような運命を辿るのでしょう。 今回亀井大臣が辞めたのは、それが分かっているからなんだと思います。 亀井氏の代わりに大臣になった黒縁眼鏡のオッサン(名前忘れた。枡添新党の昔の親分みたいな感じの人) も大臣経験者となればハクがついて、次の選挙で戦いやすくなりますから、それも狙っていたのでしょう。

まぁ、いずれにせよ、民主党が単独で過半数を取る、取らないに関係なく、国民新党が与党でいるのは、時間の問題だと思います。 国民新党の議席数が無いと過半数を超えられないとしても、代わりに公明党がいますからね。 理念&財源無きバラマキ大好き・・という点では、民主党も公明党も政策が近いですからね。 ただ、いきなり閣内に入ると、1年前まで自民党と組んでたくせに、お前はコウモリか!・・と言われるでしょうから、最初は閣外協力から始まるのでしょう。 そして、ほとぼりが冷めたら閣内に入る・・というのが裏の筋書きだと思います。

ところが、民主党が分裂すると、公明党を取り込むだけでは、過半数を確保できなくなり、さらにもう一党連立に加わる必要がでてきますよね。 分裂の仕方によっては、民主党が野党に戻る可能性だって考えられます。 かといって、現在の野党勢力が一致団結したとしても、過半数にはならない可能性が高いと思います。 さすがに、自民党系と共産党系がひとつになるとは思えませんから。 そうなれば、ガラガラポンで衆議院選挙のやり直しになり、その時、ある程度各政党の主義・主張と議員の主義・主張が整理される気がするからです。

今の政治が分かり難いのは、政党の主義・主張と議員個人の主義・主張があまりにかけ離れていて、どの政党も表向き似たり寄ったりな政策の主張が多いからだと思うのです。 もう少し具体的に言えば、右派政党なのに左派的発言をする人がけっこう多かったり、その逆があったりするからです。 国民は縦に切れ目を入れて、左か、真ん中か、右か・・といった基準で政党を見てるのに、現実の政党は横に切れ目が入っているので、どの政党にも左も、右も、真ん中もいる・・といった風に見えている感じです。 これじゃ、どこの党に投票してよいか分かりませんよね。 議員の数だけ沢山集めたほうが勝ち・・みたいな感じで、政党として主義・主張の無い政党は、政治の場からご退場願いたいものです。

投票まであと2週間と少し。 誰に投票するか、私なりによぉく考えてみる事にします。 

     
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