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トヨタリコール問題、あきれた証言 [クルマ]

しかし、日本の国会も何やってんだ・・・という感じですけど、アメリカの議会も似たような感じですねぇ。 トヨタの子供社長も、こんなアホな人達の相手をしなければならないなんて、ちょっと大変ですよね。

あ、私はトヨタを擁護するつもりは特に無いです。 でも、アメリカでの公聴会で、トヨタの車に乗っていたら、事故にあいそうになった・・というアメリカのオバサンの証言には、あきれてしまうのです。
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翻訳なので、どれだけ証言内容を正確に翻訳しているか不明ですが、翻訳された文章を文字通り解釈すれば、個人的には、この人の証言は信用できないです。

そもそも一般人が、時速100マイル(約161キロ)で爆走中、ステアリングホイール(ハンドル)から手を離して、他の機器の操作が可能なのでしょうか? もし、テストコースの様な所を1台だけで走っているのなら可能かもしれません。 でも、普通のハイウェイだったら、他の車が沢山走っているワケで、それらの車をよけながら走らなければなりませんよね。 まさに映画のカーチェイス状態。

こんな状態になったら、普通のオバサンなら両手でしっかりとハンドル握り、そこから手が離せないのではないでしょうか? この人が、レーサー並の運転テクニックをお持ちなら話は別ですけど。。 この時点で、普通に考えれば、時速100マイルという証言に疑問を感じます。

さらに言えば、高速走行中にサイドブレーキを入れるって自殺行為ですよね。 そんな事をしたら、相当サイドブレーキやステアリング操作が上手でなければ、車がスピンをしてしまいます。 さらに、走行中にリバース(バック)ギアに入れた・・という証言も信用できません。 そもそも車は、走行中にリーバスギアには入らないようになっていますし、もし本当に入ったのなら、大問題ですよね。 即座にリコールです。

それに、もしそんな事ができてしまったら、トランスミッション系の部品が大破している筈です。 もし、部品が非常に頑丈で仮にタイヤが逆回転したとしたら、この場合もホイールスピンを起こして、車は制御不能になりますよね。 このオバサン、F1ドライバー並の運転技術の持ち主なんでしょうか?
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こんな事を行ったと証言している時点で、この人がレーサー並の運転技術があるとは思えないですし、正しい事を言っているとも思えないです。 161キロという点には目をつぶって、もし本当に異常加速をしたとするなら、常識的に考えれば、まず最初に疑うのは、この人がアクセルとブレーキを間違えて踏み込んでいたのでは・・という点ですよね。 ブレーキだと思ってアクセルを踏み込めば、スピードはますます増しますからね。 その可能性は否定されたんでしょうか? 問題の車の走行距離が短いこともペダルの踏み違えを疑う根拠になりますよね。 車が変わると、ペダルの位置がそれまでの車と微妙に違うのですから。

個人的には、この人の証言って、自分の運転ミスをトヨタのせいにしようとしている、としか思えません。 うがった見方をすれば、今回のトヨタ叩きに便乗して、賠償金をせしめようとしている様にも見えます。 トヨタにやられっぱなしのGMなどの関係者が、議員を使って必要以上にトヨタ叩きをしている様にも見えます。

神の力で減速して助かった・・というのも、常識的に考えてアホですよね。 まぁ、アメリカ人の意外に多くの人(特に田舎に住んでいるキリスト教原理主義者)が、人間と猿は共通の祖先を持っている・・という事をマジで信じて無いみたいですからねぇ。 人間は、神が最初にアダムとイブをつくり、そこから広がってきた・・という話をマジで信じてるみたいですからね。 神の力が全てなんですよねぇ・・・。

もちろん、この人の証言がデタラメなので、トヨタに問題が無かったとは言えないと思います。 ただ、ちゃんと検証するに値する事例について、科学的な調査をして欲しいです。 その上で、トヨタに問題があったのなら、真摯な対応をお願いしたいと思いますね。 


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