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夏の終わり [日記]

夏も終わりですねぇ。

横浜は、ここ数日でめっきり秋の気配を感じるようになりました。 太平洋高気圧ではなく、大陸側の高気圧の下にいるからの様ですので、全国的に秋っぽくなってきたんでしょうね。 先週あたりから、夕方になると ヒグラシ の鳴き声が聞こえるのも、秋を感じる原因なのかもしれません。 あの、カナカナカナ・・というちょっと哀愁のある鳴き声は、夏の終わりを感じますよね。

このまま秋に向かってくれれば、今年の我が家は、エアコンをほとんど使わなかった夏になりそうです。 実はエアコンを使ったのは、暑さ対策ではなく、湿度対策でした。 部屋の湿度計が80%を超えたあたりで、何度か除湿機能を使用しました。 あのベタベタした感じだけは、体が痒くなりそうで、どうしても我慢できませんでした。 ちなみに、ハワイやシンガポールなども、飛行機から降りるとムッとする暑さを感じますが、数時間もいると慣れてきますよね。 特にハワイは、気温は高いけど湿度が日本の夏より低いのかな。 シンガポールは、ハワイよりは湿度は高そうな気がしますけど、それでも日本の夏よりはマシな気がするのも、気のせいなんでしょうか?
sunny.gif

で、実は毎年エアコンを使わないようにチャレンジしているのですが、昨年までは結局使わざるをえませんでした。 これ、暑さ対策と言うより、虫対策なんです。 実は、我が家のリビングの窓には、網戸がありません。 三角の出窓なので、網戸がついてないのです。 なので、夏の夜、空気を入れ替えるために窓を開けておくと、そこから虫が入ってくるのです。 特に蚊は一番嫌い。 刺されても、腫れたり痒くならなければ、気にしないんですけどねぇ。 あ、病気を持ってくるのは、勘弁してほしいですね。 ま、そんなワケで、いつもの年は何度か窓明けにチャレンジするのですが、虫が入ってくるようになると、結局閉め切ってエアコンをかけるワケです。

ところが、今年はなぜか虫が少なかったです。 さすがにゼロではなかったですが、ほとんど入ってきませんでした。 蚊対策のために、電気蚊取りも準備しましたが、ほとんどスイッチを入れませんでした。 1度真夜中にアブラゼミが飛びこんできて、照明の周りをビービー言いながら飛び回ったときは、さすがに閉口しましたが・・・。 まぁ、それも5分ほどで捕まえて、窓の外に放り出したら、その後は入ってきませんでした。

それにしても最近のアブラゼミは、真夜中にも鳴いていますよね。 街灯などで街が明るいせいか、昼間と勘違いしてるんですかねぇ? 寝ようと思っているのに、近所でセミがビービー鳴いていると、ウルサくって・・。(笑) ま、ヤツらもパートナー探しで必死なんでしょうけど・・・。 

もちろん、エアコンをほとんど使わなかった理由のひとつに、気温が低めだった・・というのもあります。 さすがに気温が35度なんかになったら、いくら虫が入ってこないと言ってもエアコンを使います。 でも、今年の夏は最高気温が31~2度どまりの日が多かったと思います。 夜になれば30度を切るので、部屋に暑い空気がこもってなければ、なんとか過ごせます。 というか、私が子供の頃は、このくらいの気温が普通だったと思うんです。 最高気温は通常30~31度くらいで、時々32度になる日がある感じです。 33度なんて、ひと夏に1日か2日くらいだった気がしています。 (私が子供の頃育った、関東での話しです。)

私が子供の頃は、ほとんどの家庭にエアコンはありませんでした。 寝るまでは網戸で過ごし、寝る直前に戸締りをする・・という感じでした。 それでも、暑いと感じませんでした。 今年の横浜の夏の気温は、ちょうど私が子供の頃の気温に近いのかもしれません。 よく覚えていませんが、実家にエアコンがついたのは、私が大学生の頃だったと思います。 もしかしたら、社会人になってからかもしれません。 少なくとも、高校生の頃までは、エアコンはありませんでした。 

ちなみに、大学に入る時から親とは離れて暮らしているので、当然ながら社会人になってからも、しばらくの間はエアコン無しの生活でした。 エアコン無しの生活は意外と長くて、30代半ばくらいまで、そんな生活をしていました。 別にエアコンを買うお金が無かったのではなく、エアコンの必要性を感じる期間が短かったからです。 30代半ばくらいまでは、うちにエアコンがあればいいのになぁ・・と思う期間は、本当に暑い2~3週間程度でした。 計画性が無いと言われれば、その通りなんですけど、夏になってエアコンが欲しいと思って電気屋さんに行くと、取り付けできるのは2週間後だよ・・などと言われ、その頃には少し涼しくなっていそうなので、その年はパスする・・というのを数年繰り返していました。 これ、私だけではなく、同僚の中にも同じパターンのヤツが結構いました。 中には、女性でも同じパターンの人もいましたからね。

でも、1994年の夏は異常に暑かった です。 たしか9月下旬頃まで最高気温が30度を超える日が続いていたと思います。 その夏の最高気温は、連日36度とか37度とか、そんな感じだったと思います。 最高気温が体温を超えるか超えないか・・が、話題になっていましたからね。 当然、気温の高い場所は40度近く(以上?)の場所もあった筈。 最近じゃ驚かない気温ですが、その年の夏は、それまでの夏とはレベルが違う感じでした。 1994年に首都圏の夏は1段階レベルが上がり、それが今に繋がっている感じがします。 冷夏で米が不作で大騒ぎになった2003年(?)や、今年は別ですが。

なぜ1994年の夏が異常に暑かった事を覚えているかと言うと、その翌年(1995年)の夏前にエアコン付きの、今の部屋に引っ越したからです。 その1年前に勤務先が引っ越して、通勤時間が片道30分ほど長くかかる様になっていたので、少し会社に近い場所に引越そうと考えていたのです。 で、どうせ引っ越すなら夏前にエアコン付きの部屋がいいな・・と思ったからです。 これは大正解でした。 1994年を境に首都圏の夏の気温は異常な暑さを記録するようになりましたよね。 ちなみに、1994年の夏の暑さについて検索してみたら、こんなエッセイ がありました。 わかるなぁ・・この気持ち。 ほんと、この年だけは、脳みそが沸騰しそうでした。 あ、本当に沸騰して、少し蒸発してしまったのかも。。 でなきゃ・・・、だよねぇ。

で、今年の夏、虫が少なかった・・・というのは、ありがたい話なんですが、でもちょっと気になってます。 ここへ引っ越してきた1995年の夏は、虫が結構いました。 うちの部屋の入り口付近の通路には、セミの死骸が毎朝10匹近く転がっていました。 でも最近は見ても1~2匹ですし、日によっては見ない時もあります。 引っ越した当初は、部屋の天井のライトのカバーの中にも、小さな虫がいっぱい入って、ちょっと閉口しましたが、最近はそれもありません。

別に虫だらけの部屋が好きなワケじゃありませんが、十数年前と比べて、この付近にいる虫の数がかなり減った気がします。 数年前までは、春先にツバメの姿を見かけましたが、虫が減ったからなのか、ツバメの姿もほとんど見かけなくなりました。 よく見かける鳥といえば、ゴミの収集場に群がるカラスだけ。 スズメの姿もほとんど見かけなくなりました。 横浜市と言っても、郊外なので近所には自然が残された場所も結構あります。 それらの場所が、形だけは以前と同じでも、何かが虫などの生育に適さない場所に変わりつつあるんでしょうか? 気のせいかもしれませんが、なんか最近、うちの近所も自然環境が急速に変わっている気がしています。

皆さんの住んでいる地域は、いかがですか?

     
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