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フェアトレード・コーヒーという選択 [B級グルメ]

このBlogを時々のぞいている方ならご存知の通り、私はコーヒー好きです。 ただし、決して通ではないです。 ブラインド テストで、コーヒーの銘柄を当てるなんて事はできませんから。  

ところで!
皆さんは、フェア トレード コーヒーってご存知ですか? 

私は、名前を聞いたことがある・・・という程度でした。

具体的に言えば、例えばスターバックスで売っているカフェ エスティマ ブレンドや、タリーズで売っているスマトラ リントンコンパドレ ブレンドがそれです。 私が知っていたのは、これらのコーヒー豆の説明に、この言葉が使われていたからです。

 

フェア トレードとは、日本語にすれば公正な貿易って事ですよね。 なので、まぁ美味しいコーヒーが公正貿易で安く手に入るなら良いんじゃないの、という程度にしか思っていませんでした。 あまり気にしてなかった、というのが正直なところです。

ところが、あらためてフェアトレードについて調べてみたら、私の認識とは全く違う事がわかりました。 まだ調べ始めたばかりなので、あまり詳しいことは書けませんが、要するに普通のコーヒー豆の中には、仲買業者等がコーヒー生産者に対して不当に安く買い叩いた物があり、そのため生産者が極度の貧困に陥っており、人として最低限のレベルの生活も送れない人々がいるということです。 中には、生きるために、やむをえず麻薬の原料になる植物の栽培などに手を出してしまう人もいるとか・・・。 思い出してみれば、こんな話、時々テレビなどで見聞きしますよね。

そして、こんな状態が続いていては、最終的にまともなコーヒーの生産も行われなくなってしまいますよね。 いずれコーヒーを、気軽に飲めなくなってしまうかもしれません。 コーヒー1杯1万円なんて世界は勘弁です。 そこで、現地のコーヒー生産者が自立し、安定的なコーヒー生産ができるよう、直接生産者から適正価格で購入したコーヒーをフェアトレードコーヒーと言うのだそうです。 別に、コーヒー生産者に豪邸を建てさせるプロジェクトではありません。

ちなみに、フェアトレード コーヒーについては、私のへたくそな文章を読むより、こちらの記事(フェアトレード コーヒーを買ってみる前編後編)の方が、はるかに分かりやすいと思います。

いずれにせよ、自分の飲んでいるコーヒーが、奴隷的な労働の下で生産されたものだとしたら、どんなに高級品種でも気分的に美味しく飲めませんよね。 やはり生産者の努力がちゃんと報われるようなシステムのもとで生産されたものじゃないと。。。 

なお、フェアトレードだからといって、値段が極端に高いワケでもないです。 スターバックスで言えば、カフェエスティマ ブレンドは、250gで1300円です。 仮にこの豆を買わずに、スタバで一番安いハウス ブレンドや、ブレックファースト ブレンドを購入しても、250gで1100円です。 コーヒー1杯10gの豆を使用するとすれば、1杯8円の差です。 それに、カフェエスティマ ブレンドと風味の似ているカフェ ベロナ、ゴールドコースト ブレンド、エスプレッソ ロースト等は、全て同じ1300円です。 ならば、フェアトレードのコーヒーでも良いんじゃないでしょうか? タリーズの場合も、どの豆を選んでも、200gで1000円前後ですから、特に割高ではありません。

ブラインド テストでコーヒーの銘柄を100%当てられる舌の持ち主でもない限り、フェアトレードコーヒーでも特に不満は感じないと思います。 もし不満を感じた場合は、豆の挽きかた(細荒)、お湯の投入スピード等で味がいくらでも変わるので、そういった面で工夫してみると良いと思います。 

現在我が家には、スタバのカフェエスティマ ブレンドとタリーズのコンパドレ ブレンドがありますが、どちらも特に不満はありません。 気分でその都度飲み分けてる・・といった感じです。 どちらも美味しいですよ。

フェアトレード コーヒーはまだ種類が少ないので、今のところ個人的には購入する豆を全てフェアトレードにするつもりはないのですが、その中から選べる時は、できる限りそれを選ぼうと思ってます。 まぁ、怪しげな街頭募金に応じるよりイイかな・・と思ってます。 全ての街頭募金がそうだとは言いませんが、中には集めたお金を元締めが私物化してしまう募金もあるみたいですし・・・。 もちろん、フェアトレードにしても、その仕組みがちゃんと機能しているか監視しておく必要はありますよね。

ちなみに、スタバやタリーズの物より、もう少し割安なレギュラーコーヒーが欲しいというのなら、無印良品のコーヒーもあります。 これなら150g、368円で手に入ります。 横浜のそごうの中の無印良品(LOFTの横)には置いてありました。 これなら、スタバやタリーズよりも割安ですね。 ただし、挽き豆タイプのみで、豆の状態では売ってないようです。 

ほかにも、イオン系の店でも売っているみたいです。 こちらは、200gで398円。 なんと缶コーヒーもあります。 さすがCSR意識の高いイオンですね。 西友でも売っているみたいです。 う~む、我が家が普段の買い物で動く範囲にない店ばかりなのはなぜ??

どこでも見かけるインスタントコーヒーや、コンビニにおいてある缶コーヒーにもフェアトレードコーヒーが使われれば、この存在がもっと一般の人にも広く知れ渡るようになりますよね。 缶コーヒーメーカーも、この豆を採用して、フェアトレード豆を使用しています・・なんてテレビで宣伝すれば、企業イメージもすごく上がると思います。 ダメですかね? 

最終的に、フェアトレードを全ての消費者が選ぶとは思いませんが、この精神が広く理解されれば、以外に多くの人が選ぶ気もするんです。 有機野菜などもそこそこ売れるんですから。

ま、いずれにせよ個人的には、いろんな意味で、違いがわかる男になりたいと思っています。
♪ダバダ~

 


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