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口蹄疫問題 [日記]

口蹄疫の件、やっと大手マスゴミも報道するようになってきましたね。 騒ぎが大きくなりすぎて、報道しないワケには、行かなくなったのでしょう。

しかし、しかしその内容は、政府が対策本部を設置しました、とか、一部では対応が遅いとの指摘が出ています、という程度。 今回初めて口蹄疫が見つかったのは4月20日ですから、問題が発生してから、既に約1ヶ月が過ぎているワケです。 その間政府は、ほとんど何もしてこなかった・・どころか、逆の事をしていた (後述) のですから、マスゴミはもっと政府を糾弾すべきでしょう。
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今回、口蹄疫が見つかったのはGW前なのに、担当大臣である赤松氏は、政府としては具体的な何の対策もうたず、現場の宮崎県に対策は丸投げして、海外視察へ行ってしまいました。 視察先は、メキシコ、コロンビア、キューバ。 要するに、日本の農家を守る事より、自分が思想信条を同じくするキューバのカストロ氏と握手をしている写真を撮りたかっただけ・・みたいに思われても仕方ないでしょう。

それでも、帰国後、全く沈静化してない状況に焦って、真っ先に宮崎入りするなのなら、まだ少しは許せます。 でも、それもなし。 宮崎の畜産農家の事などどうでもいいと思っているのでしょう。 ちなみに、赤松氏が海外視察中の農水大臣の代行者は、福島みずほ大臣。 赤松氏が不在中もどんどん被害が拡大していたのですから、その間に代行者として対策本部を設置する等できたと思うのですが、それもありませんでしたね。 さらに赤松氏は、帰国後、「外遊より宮崎入りを優先すれば、ここまで被害が広がらなかったのでは?」 と問い詰められると、「それは無い」 と、逆ギレする始末。 もう呆れて口が塞がりません。

ちなみに、以下の点線で挟まれた部分は、私がここ1ヶ月間の間に、大手マスゴミの発信したニュース記事・番組以外の場所で見聞きした情報です。 ソースが明らかではない物もあるので、中には一部デマもあるかもしれませんが、個人的には、大方ウソは無いと思っています。

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赤松氏が外遊中、口蹄疫の発生している現場では、感染が広がらないよう消毒作業に追われたワケです。 ところが、運悪くアイスランドの噴火の影響でヨーロッパからの貨物便が飛ばず、アンテックビルコンという畜産用の強力な消毒液の在庫がなくなってしまったのです。 ちなみに、アンテックビルコンの殺菌力は、キッチンハイターなど家庭用消毒液の5000倍の強さだそうな。 そして、口蹄疫は日本だけではなく、中国や韓国でも発生しているので、それらの国では火山灰に強い軍用機を飛ばしたり、比較的安全なルートにチャーター便を飛ばしたりして、国ぐるみで必死にこの薬をかき集め、中国は1万本、韓国は1万5千本集めていたそうです。 日本の在庫がすぐに無くなったのは、韓国等が日本の在庫を買い集めていたせいもあるようです。

一方、日本では、政府が何もしないので、アンテックビルコンの輸入元のバイエル薬品社が、民間レベルで頑張ってようやく消毒液を1500本入手しました。 普通に考えれば、この1500本は、そのまま即、被害が発生している宮崎の農家へ送られるかと思うのですが、何故かこのうちの500本は、「口蹄疫は日本だけの問題ではない」 と、小沢さんや民主党が大好きな中国と韓国へ無償提供されたそうです。 日本国民は踏みにじってでも、中国や韓国へは友愛精神を発揮するのが民主党の精神ですから、当然と言えば当然です。 さらに、驚くべきなのは、それだけではありません。 残り1000本が宮崎に送られるかと思いきや、ここから500本が小沢氏の地元の東北へ送られたそうです。 東北では口蹄疫が発生していないのに!

九州に送られたのは、結局500本。 しかも、そのうちの半分は、大手が独占。 さらに、50本は民主党を応援した農家へ優先的に横流しされるなどして、被害の中心地である川南町のJAに届いたのはたったの20本なんだとか。 現地では、とてもそれだけの量では対処しきれないので、キッチンハイターや酢を使って対処している(た)んだとか。 もうこれじゃ、戦車やミサイルを装備した敵に、竹槍で戦いを挑む様なもの。

でも、日本人って、そんなにすてたもんじゃないんです。 泣かせるのは、消毒液を配られた小沢氏の地元岩手の農家の対応。 当然、東北にだっていつ口蹄疫が発生するか分かりません。 でも、それを自分達の為に・・と保管してしまったら、九州の畜産仲間が壊滅的な打撃を受けてしまう。 だからこれを九州の畜産農家に送ることにした・・・と言うのです。 もちろん、岩手の農家だけじゃなく、全国の農家が、自分達がストックしておいた消毒液を、九州に送ったそうです。

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政府の無策による失態を、現場の農家がリスクを取ってフォローしているのに、日本政府は1ヶ月近くたって、やっと対策本部を設置・・って、どうなのよ・・と思いませんか? 本当に、この人達に、日本の国民・財産を守る気持ちがあるとは思えないです。 和牛は、小金持ちの中国人が密輸してでも食べたいと思うほど人気の農産品なのに、それを守る気はあるんですかね? 仮にあっても、やってる事があまりにお粗末過ぎて、もう任せられません。 即刻退陣してもらわないと、本当に日本がズタズタになりそうです。

うがった見方をすれば、騒ぎが大きくなるのを待って、そこで超人的パワーを持つヒーロー登場・・というパターンを、わざと狙ってるとしか思えません。 そんなの、ヒーローでも何でもないです。 ただの、悪質な偽善者です。 本物のヒーローは、問題が小さなうちに対処して、大きくならないようにしますよ。 

そういえば、口蹄疫って自民党が政権をとっている時代にもありましたよね。 あの時は、対策がそこそこ早かったので、確か殺処分した牛は数百頭で済んだのですよね。 今回その経験があるので、自民党はすぐに対応策をまとめ、政府に申し入れしてるのに、政府はそれを却下してるんですよね。 その結果、現在までに数万頭の牛や豚が殺処分されている・・・。

個人的には、自民党もそんなに好きじゃないけど、少なくとも過去同じような事件があったのなら、その時の対応策は参考にしても良い筈。 民主党の悪い所は、自民党のやったことは全て頭から否定してかかる事でしょう。 マスゴミも、過去に口蹄疫が発生した時の対応はこうでしたが、今回はこうです・・・とニュースで伝えるべきでしょう。 なんで、大本営発表の、政府に都合の良い話だけをそのまま流すのか、私には全く意味が分かりません。 そんな事ばかりしてるから、マスゴミと呼ばれるのですよ。 

自民党 口蹄疫対策本部記者会見 (2010.4.30)


赤松農林水産大臣会見 (2010.5.11)

4月30日の自民党の対策本部の会見の真剣さに比べ、11日後の赤松大臣の真剣さの無いヘラヘラした会見が目立ちますね。 個人的には、赤松さんって大臣の器とは思えないです。 少なくとも、危機管理の能力は凡人以下ですよね。

あと、余談ですけど、ある鳥類系のジャーナリストが、テレビで口蹄疫の問題について 「人に感染しない、食べても大丈夫。ならば、なぜ(殺処分)そこまえ厳重にするのか」 と語ったそうな。 口蹄疫が発生したのが、昨日の話ならこのコメントも仕方ないかもしれません。 でも、発生から1ヶ月近く経ったのに、プロのジャーナリストがこの発言って・・・。 ほんのちょっと口蹄疫について調べれば、殺処分しなければならない理由はもちろん、それどころかワクチンがあっても事実上使えない理由なども分かるはずなのに。 事前に何も調べてしてないんでしょうか? 時々トンチンカンな発言をするジャーナリストといい、いつも脳天気な総理大臣といい、鳥類系の方々は、脳みそにまでガンが転移してしまったのか・・と心配になってきます。



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