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クルマを注文してきました [クルマ]

クルマを注文しました。

最終的に決めるまでの2週間ほどは、各社のディーラーめぐりでした。 ふぅ・・・。
最近はクルマが売れてないので、各社さん必死ですね。 まぁ、売れてる時でも、営業さんはみんな割り当てられた数字があるので、いつでも大変ですけどね。 私自身、むかし営業をしていた経験があるので、数字のプレッシャーは少しは分かるつもりです。 でも、目標を達成出来たときは嬉しいものですよね。

納車は今月中旬の予定。 約15年乗った今の車とも、いよいよお別れです。 このクルマ、燃費の悪さを除けば、基本的に良い車だったと思います。 4人乗って全員のスキー用の荷物が何の問題もなく積めるし、4WDなので雪道走行で困った事も一度もありませんでした。 それ以前の2WDの車では、アイスバーンの坂道をなかなか登れず苦労した経験もあります。 5ナンバーの乗用車サイズなので、立体式の駐車場に入れてもらえないなんて経験も一度もありません。 僅か数センチ大きいだけで、入庫を断られる駐車場もありますからね。 クルマを少し斜めに止めれば、それくらいははみ出すと思うのですが・・・。

で、上にも書いたとおり、最大の問題はやはり燃費でした。 近所の買い物など近距離の運転が多くなると、リッターあたり4キロ代になってしまう事もあります。 スタンドで50リットル以上給油したのに、走行距離は200キロに達していないのですから・・・。 これじゃぁガソリンをブチまけながら走っている様なもの。 まぁ、長距離を走れば7~8キロ位までは伸びるのですが、逆に言えばそこまでが限界で、2桁の燃費にはなった事はありませんでした。 しかもハイオク指定なので、ガソリン代がバカになりません。 特に元気の良い走りをしているワケでもないんですけどねぇ。

さて、今回購入を決めた車は何かと言うと、ホンダのフィットです。 単純にクルマのデザインなどだけで考えれば、やっぱりプジョーのクルマが好きなんですが、残念ながら燃費性能や、遣い勝手の良さ、価格などを考慮して、今回はパスする事にしました。 よく、彼女にしたい女性と嫁さんにしたい女性は違うって言いますよね。 女性の立場で言えば、彼氏にしたい人と旦那にしたい人の違いかな・・。 私の場合、プジョーは彼女的存在で、フィットは嫁さん的存在だったのかも。

購入費用も外車と国産車なので、倍近い差がありますし、燃費や保守部品の交換費用など今後のランニングコストを考えても国産のコンパクトカーのほうがメリットがあると思いました。 それに外車は海外で生産して、日本まで運ぶワケですから輸送時の環境負担も大きいですよね。 そういえば、1~2年前に、ポールマッカートニーが環境性能の良さでレクサスのハイブリッド車を購入して、環境負荷の低い船でイギリスまで送るよう指示したのに、トヨタは環境負荷の高い空輸で送ったので、ポールマッカートニーが激怒した・・というニュースが流れていましたね。 ま、そんなワケで、クルマも野菜と同じで、地産地消が一番だな・・と思った次第。

ちなみに、フィット以外のクルマで検討したのは、トヨタのヴィッツiQ、それにマツダのデミオでした。 ただ、iQは実車を見て即却下しました。 ウチの場合、大人が3人以上乗車する事は事実上ほとんど無いのですが、それでもやっぱり小さすぎます。 セカンドカーとして使うなら面白そうですが、ウチの場合2台買うつもりはありませんし・・・。 燃費がプリウス以上とか言うなら別ですが、各社のコンパクトカーと同等ですし、同じ価格で各社のコンパクトカーが買えます。 なので結局、トヨタはヴィッツを候補にしました。

ヴィッツは実際に試乗したら、結構エンジン音が大きいので、びっくりしました。 まぁ、試乗したクルマが3気筒エンジンなので、構造上どうしてもエンジン音が出やすいのですけどね。 あと、なぜかトヨタ車に多いのですが、あのセンターメーターが個人的には馴染めません。 運転している時、ハンドルの先はのっぺらぼうで何も無く、スピードを確認したい時には、視線を左に向けなければならないのはストレスになる感じがしました。 まぁハンドルの陰に隠れて、メーターが見難いという事は無いのですけどね。

デミオは、試乗した感じでは一番走っていて気持ちいい走りができました。 デザインも一番好きです。 もしデミオ、ヴィッツ、フィットの中から運転の楽しさだけで選べばデミオにしたと思います。 でも、後席に乗り込んでみると、フィットの方が広々しています。 ラゲッジルームを大きく使いたい時、後部座席を倒しても、デミオは大きな段差ができてしまうのもちょっと気になる点でした。

フィットは、実際に運転してみるとエンジン音が良く押さえ込まれていて、静かです。 これならカーステレオで好きな音楽も楽しめそうです。 ラゲッジルームの使いやすさは特筆ものですね。 後部座席をワンタッチで倒して広々としたラゲッジルームにしたり、逆に後部座席を跳ね上げて背の高い荷物が積める空間を作ったり・・と自由自在です。 試乗した印象ではエンジンのパワー不足も感じませんでした。 今乗っているクルマは、そこそこハイパワーなクルマなので、4人乗車でスキー荷物満載状態で坂道を走っても全くパワー不足を感じた事はありません。 おそらくフィットの場合、同じ様な状況になれば、きっとパワー不足を感じると思います。 でも登れない事はないでしょう。 それに、そんな状況は、今後数えるくらいしか無い気がします。

ちなみに、この記事、私がどっちにするか考えている時の脳内会話とほとんど同じなので、笑ってしまいました。

そして、決定的なポイントは、グラスルーフの存在の有無です。 グラスルーフのタイプにできるのは、フィットだけでした。 もし、デミオにグラスルーフのオプションがあれば、かなり迷ったと思います。

ちなみに、今回検討したディーラーさんはトヨタ系1社、マツダ系1社、ホンダ系2社です。 もし売っている車がこの4社で同じだったら、トヨタ系かマツダ系のディーラーさんで買ったかもしれません。 トヨタ系さんは、現在乗っているポンコツを商談中サービスで洗車してくれたり、営業さんも人当たりが柔らかくイイ感じの人でした。 マツダ系さんも、買ってもらおうと必死なのだけど、ガツガツした感じがしないので、イイ感じがしました。

ホンダ系も最終的に購入を決めたディーラーさんは、まあ普通の感じで、特に悪い感じはしません。(なので、購入を決めたのですが) ただ、残りの1社のディーラーの営業さんは、ちょっと・・・という感じでした。 普通に見れば、いわゆる売れてる営業マンって感じなんですかねぇ。 ちょっと押しの強い感じですし、注文してくれるなら土下座でも裸踊りでもするような感じの方です。 試乗をした翌日には自宅まで訪ねて来たりもしました。 一般的には、こういった人の方が売れるのかもしれませんが、個人的にはあまりガンガン迫ってこられると、ひいちゃうんですよね。

結局、普通の営業さんがいるホンダさんにから買うことに決め、他の3社にはお断りの電話を入れたのですが、やはりトヨタ系さん、マツダ系さんは好感の持てる対応でした。 一方、売れる感じのホンダ系さんは・・・・。

今回、新車の購入を決めたのは、やはり税制や補助金が出るからです。 今の車は、だいぶ古くなってきてはいますが、まだまだ十分走りますし、燃費が悪いと言っても年間走行距離が短い方なので、まぁなんとかなります。 なので、よっぽど気に入った車が無い限り、あと1回は車検を通すつもりでいました。 でも優遇税制や補助金で33万円安く買えるとなれば、そりゃ買いますよね。 もともとフィットは車両価格が安い車なので、今回の補助金のおかげで、軽自動車並みの価格で購入できる事になりました。

11206394.gif おそらく今回購入するフィットが、私の購入する最後のガソリン車(普通の)になると思います。 次に買い換える頃には、ハイブリッド車や電気自動車などが世の中に広まっているのだろうと思います。 それと、普通に所有するのではなく、カーシェアリングのような共同所有の形態ももっと広がっていそうな気がします。 個人的には、トヨタの i-Unit のような物が実用化されていて、それが街中を走り回っていればいいなぁ・・と思う次第。

        
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