CM批評 [日記]
テレビを見ていると、いろいろなCMが流れますよね。 中には流れているCMがあまり良い印象でなく、ある意味流せば流すほど逆効果なんじゃないかと思うようなCMも。(笑)
ちなみに、世間一般では、某車関係のCMに出ている子供がカワイイと人気だそうですね。 でも、個人的にはもう飽きました。 確かにあのシリーズのCMが始まった当時は、私も少々カワイイと思いました。 でもその後、その会社の全ての車のCMに登場するようになって、正直くどく感じるようになってきました。 しかも最近は、その車の会社だけでなく、他の会社のCMにも出てくるものだから、余計にそれを感じます。 蕎麦は好きでも、わんこ蕎麦状態がずっと続くと、ゲップが出ます。 もうお腹いっぱいです。 別にあの子が悪いんじゃなくて、某社がCMに使い過ぎなんですけどね。
一方、個人的に好印象なCMは、バックに流れる音楽の選曲が良いCM。 具体的に言えば、サラ・ヴォーンのラバーズコンチェルト (原曲はバッハのメヌエット) がバックに流れるビールのCMなんか好きです。 サラ・ヴォーンは私の大好きな歌姫の一人なんです。 このCM、冷静な目で見ると、映像そのものは、どうってこと無いんですけど、なぜか好印象です。
ラバーズ・コンチェルトのフルコーラス版はこちら ↓
それと、最近良い意味で驚いたのが、ユニクロのフリースの CM に ブライアン・イーノの環境音楽 (懐かしい言葉!) が使われていた事。 CMで使われているあの曲は、多分 Thursday Afternoon です。 この曲、実は1時間を越える曲で、しかも明確なメロディーラインが無いので、"多分" としかいえないのですが、もし違うのならこの曲の作曲者は Thursday Afternoon を聞いた事がある筈です。 この曲、しばらく聴いてなかったのですが、思わずPCの中の iTunes のライブラリーを検索してしまいました。 本を読む時に後ろに流しておくと良い・・という人もいますが、個人的には良い曲すぎて聴き入ってしまうので、どうも読書には向いてない気がします。
広告の世界には、AIDMA の法則がある・・とマーケティングの勉強をした時に習った記憶がありますが、今でもこの法則でCMを作っている会社ってあるんでしょうか? あまり名前が認知されてない企業や製品のCMに、とりあえず目立つ事を最優先にしたCMが多い様に感じるのは、この法則にしたがって作成してるからなんですかねぇ。 確かに、まずは消費者にその存在自体を認知してもらわなければ、消費者の消費行動は始まらないワケですが、なんか目立てば何でもイイって感じだと、逆にマイナスにしかならない気がするんですが・・・。
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