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焼りんご [B級グルメ]

先日、近所のスーパーで、訳ありのリンゴが6個150円で売っているのを発見。 見たところ、大きな傷があるワケでもなく特に問題もなさそうなので買って来ました。 早速洗って1個食べてみましたが、特に問題なし。

強いて言えば、つるの所に少し(2~3ミリ)の茶色いスが開いていたくらい。 こんなんでも、ツル割れリンゴになってしまい、格安で売られるんですね。 まぁ人によっては気になるんでしょうね。 贈答用には向きませんね。 でも、その部分は芯の近くなので、実際に食べる時は、捨ててしまう部分。 なので、個人的には、全然問題なし。 買うほうとしては、安く買えるのでありがたいですが、こんな値段(1個25円)で売られていたんじゃ、生産者は利益もほとんど出ないんだろうな・・と思った次第。

smiley-eatdrink061.gif ちなみに、いつもは普通に4等分して、そのまま食べる事が多いのですが、今日は焼きリンゴにしてみました。 と言っても、オーブンで焼く本格的な物ではなく、フライパンで作る簡単なものです。 作り方は簡単。 

  1. 普通に生のまま食べる様に4等分したら、それを更に薄く4等分します。 つまり、三日月形の薄切りリンゴスライスが16ピースできる感じです。 
  2. 次に、フライパンを熱して、バターかサラダ油を少しなじませます。 フライパンにリンゴのスライスを並べ蓋をして、中火で加熱します。 
  3. しばらくするとリンゴから水分が出て蒸し焼き状態になります。 その段階で並べたリンゴを裏返しして、両面に火が通るようにします。 
  4. 数分経つと水分が飛び、リンゴの表面に焦げ目が入ってきます。 軽く焦げ目が入ったら出来上がり。 あとは、皿に盛ってシナモンパウダーを軽く振るだけ。

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イメージ的には、餃子を焼くのに近いですね。 なお、Blogの記事にするつもりはなかったので、写真を撮らずに食べてしまったので、写真はありません。 スミマセン。 次に作った時、気が向けば写真を撮っておこうと思います。

なお、レシピ本やサイトでは、砂糖をまぶしたりしていますが、私は砂糖なしで十分です。 リンゴの水分が飛んで糖度が上がるので、十分甘く感じるのだと思います。 味は、リンゴのパイ味の菓子パンがありますが、あの中のリンゴに近い感じです。 簡単なので、一度お試しあれ。 

そうそう、リンゴと言えば、よく蜜入りリンゴ・・という言い方をしますよね。 実際、リンゴを切った時、蜜入りだと、なんか得した気分になりますし、実際に食べてみても甘いですよね。 でも、あの蜜と思われているものって実際は蜜じゃないって知ってます?

実は、私も以前はあれが蜜だと思っていました。 蜜と思われている部分って、比較的芯に近い部分にありますよね。 なので、以前はナイフで芯を取るとき、できるだけ蜜の部分を多く残すようにしていました。 ちとセコイ(笑) きっと激甘なんだろうと思って、何度か蜜の部分だけ小さく切り取って食べてみた事もあります。 でも、甘く感じた事はありませんでした。 どちらかと言うと、皮に近い所の方が、甘く感じる気がしていました。 ちょうど、スイカは、中心部の方が甘く、皮に近くなるにつれて甘みが落ちるのに対し、リンゴは逆の印象。

そこで、ちょっと調べてみたら、あの蜜と思われている物は、蜜ではないという事が分かりました。 (参考にしたサイトは、こちらこちら) あの蜜と言われている物の正体は、ソルビトールでした。 リンゴが甘くなるのは、まずリンゴの木の葉っぱが太陽光を受けてデンプンを作り、それをソルビトールに変化させてリンゴの実に送り、リンゴの実の中の酵素の働きで、ソルビトールが甘い果糖に変化するという流れです。 そして、リンゴの実の中の酵素が無くなるまで果糖が作られても、更にソルビトールが送られてくると、あの蜜が入った様に見える状態になるんだそうです。 だから、蜜入り状態のリンゴは、果糖がいっぱいなので甘い。 でも、ソルビトールが甘いんじゃないんですね。 人間の唾液にソルビトールを果糖に分解する能力があれば、芯の蜜の部分も甘く感じるんでしょうね。 ちと残念。
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ちなみに、蜜入りのリンゴって、海外では毒蜜入りと言われて、嫌われるんだそうですね。 食べたら美味しいと思うんですが、何でなのかな? 白雪姫の影響? まぁ、今じゃ世界中で人気の寿司だって、昔は生魚を食べるなんて野蛮人のやる事だ・・なんて言われていたそうですから、日本の完熟したリンゴの美味しさが広く認知されれば、日本のリンゴ農業も将来楽しみだと思うんですけどね。 実際、長期出張でアメリカに行った時、現地のスーパーマーケットでいろいろ果物を買って食べましたが、リンゴは日本の方が美味しいと思いました。 アメリカンチェリーなどは、日本とは比べ物にならないくらい安価で売られていて、ちょっと羨ましく感じましたけどね。


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