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大臣、お仕事です! [日記]

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Yahoo のニュースサイトをみていたら、こんなニュースがありました。
小6男児、給食のパンを喉に詰まらせ窒息死

ついこのあいだ、蒟蒻ゼリーを喉に詰まらせた事故がありましたけど、似たような事故ですね。 今度のパンの被害者は、小学校6年生だそうですから、もう半分大人のようなもの。 蒟蒻ゼリーの場合は、1歳児だそうですから、まだ幼児ですよね。 いずれにせよ、どちらの事故もご家族の心情を察すると、いたたまれなくなりますね。

ところで、別のニュース記事では、毒入りインゲン問題で 消費者行政担当相の存在感が無い なんて書かれています。 ここは、大臣が辣腕をふるって、パンについても今まで以上に消費者の安全を確保できれば、大臣の評価も再浮上するのではないでしょうか? 言い方がちょっと適切ではないと思いますが、まさに起死回生逆転ホームランのチャンスです。
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半分大人の小学校6年生が喉に詰まらせるようなパンは、やっぱり危険ですよね。 今すぐ、パンメーカーの責任者を呼びつけて、回収と製造中止を指示してはいかがでしょう。 パンは1センチ角以上の大きさのものは、製造も販売も禁止です。 それ以上大きいと喉に詰まらせて窒息する国民が出ますから。 こんな危険な食品が世の中に広く出回っているなんて、信じられない事ですよね、大臣。
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ところで、蒟蒻ゼリーって自宅にこっそり保存しているだけなら罪にはならないですよね? 実は私、蒟蒻ゼリーが製造中止との事なので、近所のドラッグストアなどを回って買い占めてきました。 私は自宅ではアルコールを飲みません。 なので、風呂上りに何か軽く冷たいものが欲しい時など、蒟蒻ゼリーは便利だったんです。

寝る前って、高カロリーの物を口にしたくありませんよね。 でも、蒟蒻ゼリーなら、1個7キロカロリー程度なので、3~4個食べても20~30キロカロリー程度。 これがプリン等の場合、下手すれば10倍近いカロリーの物もありますからね。 ま、窒息の可能性の高い、超危険な食品ですので、窒息した時にすぐに救急車を呼べるよう、電話を横に置きながら食べる事にします。 あ、窒息したら、119番に電話しても話ができないか・・・。 じゃ、念のため遺言状も残しておいた方がいいかな・・・。
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・・・とちょっと皮肉っぽく書いてみましたが、やっぱり蒟蒻ゼリーを製造中止に追い込んだのって、やりすぎじゃないですかねぇ。 事故にあわれた子供のご家族にとっては、事故の原因になった蒟蒻ゼリーなんてこの世から無くなって欲しい、と思う気持ちも理解できます。 でも、実際にこの世から消してしまって本当に良いのでしょうか? 危険だからと、様々な規制の網をかけていたら、自由な発想で新しい物が生み出されなくなってしまいますよね。 我々の生活が共産主義国家より豊かななのは、様々な人が自由な発想で新しいものを次々に生み出してくれているからですよね。 それが阻害されませんか?

もちろん、常識的に考えて、普通の食べ方をしているのに、毎年何千人も事故にあうような物でしたら、なんらかの規制があっても良いと思います。 でも、遺族の方には申し訳ないのですが、やはり凍らせたあの大きさの蒟蒻ゼリーをそのまま1歳の幼児に与える時点で、消費者側がおかしいと思います。 あの大きさは、大人だって口の中で噛み切ってからでないと飲み込めません。 蒟蒻ゼリーって、結構大きさがあるので、1歳児にしてみれば、口いっぱいの大きさの氷を押し込まれた様なもの。 食べさせ方に問題があったと言われても仕方ないと思います。 これを、すべてメーカーの責任にするのはどうかと思いますね。 ユーザーの責任が大きい・・というか、ほとんどでは。

車だって同じですよね。 交通事故のすべてをメーカーの責任にしていたら、自動車メーカーは車なんて作れません。 実際、ほとんどの交通事故は、スピードの出し過ぎ、安全確認不足、飲酒、居眠り・・・などドライバー自身の問題だと思います。 たまに、メーカーの問題もありますが、それはリコールという制度でしっかり管理されています。 だから、リコール隠しは社会的に大きく叩かれるわけですよね。

食品だって同じではないでしょうか? 常識的に考えて消費者の食べ方がおかしい事による事故を、メーカーの責任にするのは変だと思います。 もちろん消費者が常識的な食べ方をしていても、事故・事件になってしまう毒物混入などの場合には、メーカーの問題だと思いますが。

消費者行政担当大臣が辣腕を振るうテーマは、蒟蒻ゼリーではなく、毒餃子、汚染米、毒インゲンなどの問題では? きっと、これらの問題は、農水省やら外務省などの利権も絡む問題なので、蒟蒻ゼリーの時の様に、スピーディな対応が難しいのでしょう。 汚染米問題などは、状況的にどう考えても役所が裏で糸を引いているようにしか見えません。 北海道の偽装肉屋さんの時と同じ構図が見え隠れしてますよね。 そのため、役所の抵抗が大きいのは理解できます。 でも、だからこそ、頑張ってその抵抗をぶち破って欲しい。 なんの抵抗もない蒟蒻ゼリーの問題を扱っているだけなら、誰でもできます。

簡単な問題だけを安易な対応で済ませて、それを手柄にしているような消費者行政担当大臣なら、私はいりません。 各省庁の縦割り行政の壁をぶち破り、関係省庁にとっては不利益になる事でも、常識的な国民にとってはメリットのある行政をしてくれる大臣なら応援したいと思います。

大臣、お仕事です!
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